ヴァイオリン/フィドル奏者&アーツセラピスト 平野有希プロフィール

プロフィール

平野有希(ひらのゆき): ヴァイオリン/フィドル奏者

大阪在住。5才よりクラシック・ヴァイオリンを始める。
大阪音楽大学 弦楽器専攻を首席で卒業、同大学院修了。
在学中より、海外での講習会、フェスティバルにも参加し、ソロと室内楽の研鑽を積む。
世界から選ばれた音楽学生が集う、公益財団法人ロームミュージックファンデーション主催 京都・国際音楽学生フェスティバルにて、ウィーン国立音楽大学、モスクワ音楽院の学生と 室内楽を演奏。その後、大阪チェンバーオーケストラに所属し、数々のコンサートに出演の 他、京都市交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、大阪シンフォニカー等の、プロのオ ーケストラのエキストラメンバーとして活動する傍ら、2004年までの10年間、大阪音楽大学 教育助手、非常勤講師として、オーケストラ、弦楽合奏、室内楽の授業等で後進の指導に あたった。

ソリストとしては、93、96年に、オペラハウス管弦楽団とドヴォルザークのコンチェルト (ザ・カレッジ・オペラハウス)、サンサーンスのコンチェルト(いずみホール)を協演の他、 推薦を受け、朝日新聞社主催、第40回、第43回朝日推薦演奏会(シンフォニーホール)に出演。 国際芸術連盟の新人オーディションに合格し、新人推薦コンサート(日暮里サニーホール)にて演奏をする。 99年オペラハウス室内楽シリーズで、日本を代表する演奏家 宗 倫匡(ヴァイオリン)、 深井碩章(ヴィオラ)、河野文昭氏(チェロ)と室内楽を共演し、その様子が放映された。

アイリッシュ・フィドルとの出会いは学生時代。民族音楽を研究していた同級生から誘われて 演奏したことがきっかけで、興味を持つようになる。クラシックの世界では、オーディエンスとの 距離が遠いことや、ヨーロッパ大陸の壮大な音楽を日本人の感性で表現しきれないことに違和感を 抱いていたところに、人と人との関わりや人と自然との関わりの中から生まれる島国の音楽 アイリッシュと出会い、魅かれていき、それ以降アイリッシュ・フィドルを探求しはじめる。

1998年頃、アイリッシュバンドの経験を経て、2000年より、ギターリスト天満俊秀氏
ROOTSを結成。 アイルランド、スコットランドの民謡を中心に独自のアレンジで演奏活動を始める。

2002年に日本大使館の後援を得て、英国スワンジー市立グランドシアターにて演奏会を行い、 現地の新聞などで報道され好評を得る。

2004年ボブ・デュランのパートナーであるスカーレット・リベラ、映画「トロイ」「タイタニック」 のサントラ演奏で知られるパイプ奏者、エリック・リグラーと共演。
その後も、カントリー・ブルースの伝道師として知られるステファン・グロスマン、 世界一のケルティック・ギターリストと評されるトニー・マクマナスの来日ツアーにゲストとして参加。

また、自分のルーツである日本の音楽にも関心を持ち、20C初頭に日本と西洋の懸け橋となるために奔走した、 大阪吹田市出身の作曲家、貴志康一の生き様に共感し、彼の「ヴァイオリンとピアノの為の作品」を ギターとヴァイオリンで演奏する活動を行う。

2008年、ROOTS結成8周年記念企画にて、ROOTSの8年の集大成として、ケルティックライブ&貴志康一作品集 とバレエの、コラボレーション・イベントを行い、朝日新聞・読売新聞にインタビューが掲載される。

2011年、スコティッシュの名フィドラ―、アラスダ―・フレイサ―氏の監督するSierra Fiddle Campに奨学金を得て参加し、スコティッシュを学ぶ。

2014年、吹田市文化功労賞受賞。

現在、ヴァイオリン・フィドル奏者として活動する傍ら、2019年よりヴァイオリン/フィドル教室を主宰し、レッスンや合奏を指導する他、障がいのある方や療法的な音との関わりを求める方のための音楽アトリエも開いている。

『自分自身とつながって、より自由に表現していくこと』を目指し、アーツセラピーや声のヨガの要素を取り入れた音楽講座やワークショップ、個人セッションなども行っている。